めんどくさいもん というひらきなおり

kayon2003-07-23

着物を着る体型ってのは、いわゆる「寸胴」が理想とされています。胸とお尻は平らに、ウエストのくびれは少なくということ。成人式などで振袖を着付けして貰うとき、バスタオルを巻かれた人なんか多いんじゃないでしょうか。まあ、補正というのはいわゆるあのバスタオルのことです。体型を扁平に、フラットにするという。

わたしの場合、胸はないんですが(ないんですが…!)ウエストがガクッとへこんでいて、お尻がドカーンとあります。死にたい。

まあそんな感じで胸の補正は必要ないんですが、ウエストをヒップのサイズに近付けるという補正をします。しかしここで問題が。

力士みたいっていうか…?

「肩幅がある+背が高い=体格の非常にいい人(力士)」という感じなのです。ものすごくいい風に言うと、まあ、恰幅のいい人っぽく見えるというか。

で、まあそれでも最初はきちんと補正してたんですがどうにも着てて楽しくないし、苦しい。着付けに時間もかかる。そんなわけでだんだん補正の意味がわかんなくなってきちゃったんです。
着るからにはやっぱり楽しく着たい。補正って本当に意味あるの?というか(まぁあるんですけど、自分的に)。

着物が寸胴を由としているのは嫌ってほどわかってるけど、自分が着てて気持ちよくなきゃ意味がないじゃーん、と、最近ふっきれました。そんなわけで、今は背中にタオルを一本仕込むだけの簡単な補正をするだけです。これは、補正というより汗染み防止のためと言ったほうが正しいくらい。

着崩れを起こすって言ったって、せいぜい襟元やおはしょりくらいだもん。だったらトイレででもぱぱっと直せばいいやと。どうしてもそういうことが難しい席に出向くときだけ、きちんと補正すればいいんじゃないかと、ふっきれたら着物を着ることがもっと楽しくなりました。

さて、梅雨はいつ明けるんでしょうかね。今も外は相当すごい雨が降っているようです。